⑨家族療法で解明できない事例

バツ2、自己破産をして、父なし子を育てている乳房を切除した乳がんの女性。

家族運は確かに悪いですが占いで本人の鑑定盤だけでは、がんの兆候や、

性格の悪さが読みきれません。

両親と姉2人のデータがあったので、照らし合わせてみました。

見えてきました!本人以外の家族を重ねてみると、

本人の鑑定盤だけでは読み切れない事が明確に見えてきました。

がんの原因も、自己破産の原因も。

本人は家族から悪い影響を受けているという自覚はありません。

何も話さなければ、カウンセラーには到底わかりません。

これが心理カウンセリングの泣き所です。

この人が付き合っている人は、いい人がいません。

人的環境が良くありません。

なぜでしょう?

最初、結婚した旦那はいい人でしたが、本人が遊び呆けて離婚しています。

結局は、相性の合わないものと結婚しています。

 

他の人の例で、しがない外人男性とばかり付き合っていた女性がいました。

その1人と結婚して金を無心されるばかりなので、何回ものアドバイスで、ついに逃亡することで

別れることができましたが、この人もなぜそんな人と付き合ってたのでしょうか?

これらの原因は、家族運の悪い人に見られる特徴です。

家族環境が悪いと良い人とのめぐりあいがありません。

あってもそのチャンスを逃しています。

家族療法といっても問題の男性を連れてくるわけにはいきません。

付き合っている相手の問題点を指摘しても簡単には別れません。

だめな人と付き合ったらだめですよ、の「あるべき論」ではどうにもなりません。

カウンセリングを重ね本人が気が付くまでフォローしますか?

その間、事態は、悪くなります。

 

こういう人たちは泥沼から抜け出すことができません。

性格の悪い母親のもとで育てられた男性が同じように性格の悪い女性とばかり付き合って

性格の良い女性とのチャンスを逃すのとよく似ています。

この人たちに、どのようにアドバイスしますか? 

本人の周辺の人間の本質を読み取れなければ、本人の話だけではわかりません。